放置車両は買取ってもらえる?
放置車両の所有権が適切に移転されていれば、業者による買取りも可能です。
放置車両があって困ってるんですが、業者に買取ってもらうことはできるんでしょうか?
放置車両の買取りは可能ですが、まずは適切な手続きが必要です。無断で撤去することはできないんです。
そうなんですね。では、どのような手順で進めればいいのでしょうか?
まずは警察への連絡からになります。そこから買取りができるようになるまでの流れについて、詳しくご説明しますね!
目次
困った放置車両の対処法を解説!
「Q. 放置車両は買取ってもらえる?」へのご回答
放置車両は無断で買取り・撤去ができない!
放置車両を発見した際、迅速に解決したいという気持ちになるのは当然です。
ですが、勝手な撤去や買取りは法律で禁止されています。
放置された状態の車でも所有権は元の持ち主に残っているため、正当な手続きなしに処分するとトラブルに発展する危険性があります。
無断での買取り・撤去のリスク
法律には「自力救済禁止の原則」という重要な原則があります。
これは、権利を侵害されても法律で定めた手続きをしないで自己解決してはいけないという原則です。
放置車両を無断で撤去した場合、以下のようなリスクを負う可能性があります。
- 所有者から財産侵害による賠償を求められる
- 他人の財産を勝手に処分したとして罪に問われる
- 元の状態に戻すよう命じられる
これらの問題を避けるためにも、法律に従った手続きを行うことが大切です。
ナンバープレートが取り外されていたり、所有者が判明しない車でも、勝手な処分は認められていません。
適切な調査と法的な段階を踏む必要があります。
放置車両を撤去・買取りしてもらうには?
放置車両の撤去や買取りには、法律で定められた順序があります。
基本的には、次のような流れで進めます。
- 警察への通報と事件性の調査
- 所有者の調査と撤去依頼
- 裁判所での法的手続き
最初にやるべきことは、警察への通報です。
放置車両が盗難車や犯罪に使用された可能性があるため、事件との関連性を調べてもらいます。
警察に通報する際は、以下の情報や資料を用意しておきましょう。
- 車の種類・色・ナンバープレート情報
- 放置が始まった時期
- 放置された場所の住所
警察が事件に関連すると判断された場合は、警察が車両を処理します。
事件性がないと認定された場合は、民事案件として自分で対応することになります。
所有者を調査し、所有者が判明すれば撤去依頼を行います。
調査をしても所有者が判明しない場合や、所有者が撤去に応じない場合は、裁判所での手続きを経て、ご自身への所有権の移行や強制執行を申し立てることになります。
ただし、専門知識を有する場面も多いため、弁護士などの専門家に相談しながら進めるのが一般的です。
放置車両の撤去にかかる費用目安は?
放置車両の撤去には費用がかかります。
費用は車両の状況や撤去方法によって変わるため、事前に理解しておくことが大切です。
裁判所での手続き費用
法的手続きを弁護士に依頼する場合、30〜50万円前後、裁判を起こす際には約5万円前後の予納金が別途で必要となります。
※各裁判所によって異なります。詳細は申立て先の執行官室へお問合わせください。
法的手続きにかかる費用は車の所有者に請求可能ですが、相手の支払い能力によっては回収が困難な場合があります。
個人で手続きを行う場合は数万円程度で進めることができますが、専門知識が必要となるため、弁護士へ依頼するのが一般的です。
基本的な撤去費用
放置車両の標準的な撤去費用は1万円~2万円程度が相場です。
ただし、以下のような状況では費用が増加する可能性があります。
- 車内に大量の廃棄物がある場合
- 家電製品などの特定機器が含まれる場合
- リサイクル料金が未払いの場合
- タイヤが使用不能な状態の場合
- 車両が動かせない状態の場合
これらの状況では、処理費用やけん引費用が別途必要になります。
所有者に請求することもできますが、所有者が特定できない場合はご自身で費用を負担することになります。
名義変更が完了済みなら買取り依頼を
放置車両の持ち主から自分に名義を変更できれば、業者による買取りを依頼することもできます。
エンジンが動かない車両や、外観が劣化した車両でも、部品に価値があれば買取り業者が買取ってくれる可能性があり、撤去にかかる費用を節約できます。
また、手続き代行サービスが充実している業者であれば、面倒で複雑な手続きも丸ごと任せることができます。
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なお、放置車両が動かない状態の車両でお困りの方には、「Q:動かない車(不動車)は買取りしてもらえる?」もぜひご参考ください。
まとめ:放置車両は適切な手続きを経れば買取りも可能!
放置車両の無断撤去は「自力救済禁止の原則」に反するため、必ず適切な順序を守る必要があります。
まずは警察に通報して事件性を調査し、所有者を調査して撤去を依頼します。
所有者が応じない場合など、最終的に裁判所での手続きが必要になることもあります。
撤去費用の相場は1万円~2万円程度ですが、法的手続きが必要な場合は数十万円の費用がかかることもあります。
放置車両の所有権を適切に自身に移転できた場合は、買取り業者へ売却することで撤去費用を節約できる可能性があります。
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車を買替えるのは走行距離が何キロを超えたとき?
一般的には10万キロが目安ですが、車種や使用状況によって異なります。
放置車両は買取ってもらえる?
放置車両の所有権が適切に移転されていれば、業者による買取りも可能です。
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