車の買替えが「もったいない」と悩むのはどんなとき?
A:「車検を受けた直後」や「税金を払った直後」などがもったいないケースの代表例です。
車を買替えたいと思っているんですが、なんだかもったいないと感じてしまって…。実際にもったいないケースはあるんですか?
あります。例えば、車検を受けたばかりだったり、税金を払った直後などは、「もったいない」の代表例といえます。
なるほど、せっかくお金をかけたばかりなのに、すぐに売ると損しちゃうってことですね。
そういうことです。ただし、買替えを検討したほうが良いタイミングもあります。車の買替えがもったいないケースと、反対に買い替えたほうがいいタイミングについて、詳しくお話ししますね。
目次
車の買替えで「もったいない」を回避するポイント!
「Q. 車の買替えが「もったいない」と悩むのはどんなとき?」へのご回答
車の買替えがもったいないケース
車の買替えがもったいないケースと悩むケースの2つを紹介します。
買替えを悩んでいる方は、どちらに当てはまるかチェックしてみましょう。
維持費面でもったいないと悩みやすいケース
一般的に車の買替えがもったいないと考えられるケースは以下の3つのタイミングです。
- 車検を受けたばかり
- 修理から時間が経過していない
- 税金を支払った直後
上記のケースは、いずれも車に何らかの費用をかけたときです。
車検を受けたばかりで車を買替えるのは、特にもったいないケースに当てはまります。
車検では、自動車重量税や自賠責保険などの法定費用の支払いに加え、メンテナンスも行います。
費用負担も軽くないため、車検の直後に買替えるのはもったいないといえるでしょう。
また、修理したばかりの場合や自動車税を払ったばかりのタイミングも、支払った費用を考えると、すぐに買替えてしまうのはもったいないといえます。
支払った費用分を査定額に上乗せできるなら問題ありませんが、一般的にはプラス査定とはなりにくいです。
車の状態からもったいないと悩みやすいケース
車の買替えがもったいないか悩むケースは以下の3つです。
- 使用年数がまだ短い
- 走行距離が短い
- 車に不調がない
車が良い状態なのに買替えるのは、「贅沢なのではないか?」「もう少し乗ってからでも良いのではないだろうか」と、もったいないと悩む方も多くいらっしゃるでしょう。
ただし、「もったいないケースに該当する=車を替えるべきではない」ということではありません。
反対に、車の買替えがおすすめのタイミングもありますので、次で詳しくご紹介します。
「もったいない!」とならない車の買替えタイミング
車の買替えがおすすめのタイミングは以下のようなときです。
- ライフスタイルが変化するとき
- 税金や修理などの維持費がかさむとき
- 車検前
各項目1つずつ解説するので、自身が当てはまるかチェックしてみましょう。
ライフスタイルが変化するとき
ライフスタイルが変化するときは、車の買替えを検討するタイミング。
家族が増える場合や転勤・転職で使用頻度やシーンが変化する際などは、今の車がこれからの暮らしに最適なのかを考えましょう。
車の使用用途を整理した結果、「大きな車が必要」や「燃費の優れている車種のほうが適している」となった場合は、買替えのタイミングです。
税金や修理などの維持費がかさむとき
税金や修理などの維持費がかさむときは、車の買替えがおすすめのタイミングです。
毎年5月に支払う自動車税や、メンテナンス費用・故障に伴う修理費用など、車に関する出費が重なり負担に感じる場合は、新しい車へ買替えがおすすめです。
メンテナンスや修理費用がかさむ原因の一つに、経年劣化が挙げられます。
年数が経過している車であればあるほど、維持費がかさむ傾向にあります。
車両の税金や修理費などの維持費が大きくなってしまうのであれば、その費用を新しい車に充てたほうが負担も少ないです。
13年目以降は自動車税・軽自動車税(種別割)や自動車重量税の税額が高くなり、自動車重量税については18年以降さらに高くなります。
車検前
車検では法定費用に加えメンテナンス費用がかかり、高額になる可能性があります。
先ほどもご紹介したとおり、車検で支払ったメンテナンス・修繕費用などは、査定額にどの程度反映されるかはわからないため、車検後売却すると「もったいなかった」と感じる可能性もあります。
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車の買替えがもったいない?悩んだときに考えること
車の買替えに悩むときは、以下のポイントも考慮して判断しましょう。
- 買替える理由を明確にする
- 車の買取り相場を確認する
- 買替え時期を見極める
それぞれ解説していくので、ぜひご参考ください。
買替える理由を明確にする
買替えを悩むときは、まず買替える理由を明確にしましょう。
「なんとなく新しい車が欲しいな」では、結果的に「買替えなければ良かった」と後悔につながる可能性があります。
「車を買替えることで利便性がアップする」「今手放すと高く売れる」など、「今、買替える理由・メリット」を明確にすることで、車を買替えるべきか判断しやすくなります。
車の買取り相場を確認する
車の買替えに悩むときは、車の買取り相場を確認してみましょう。
所有している車の買取り相場を確認し、高値で売却できる見込みがあればお得に買替えが実現できるかもしれません。
高値で売却ができれば、買替えにかかる費用を抑えられ、「もったいない」とは感じにくくなるでしょう。
買替え時期を見極める
車の買替えに適した時期なのか確認すること大切です。
高く売却できるといわれているのが、1~3月の新生活に向けて車需要が高まるタイミングです。
また、買替えでは車を安く購入できることも大切。
決算時期にあたる3月や9月は、車を安く購入できる傾向にあるといわれています。
そのほか、ボーナス時期やお正月などにキャンペーンが開催されることもありますよ。
車の買替えについて最適な時期やタイミングを詳しく知りたい方は、「Q:車の買替え時期・タイミングは?」をご参考ください。
まとめ:車の買替えがもったいないと悩むときは色々な視点から判断を
一般的に車の買替えがもったいないケースとしては、「車検を受けたばかり」や「修理した直後」「税金を支払った直後」など、車にお金をかけた後のタイミングが挙げられます。
また、「使用年数や走行距離が短い」「車に不調がない」といった車の状態が良い場合も、「今買替えるのはもったいないかな…」と悩みやすいです。
対して、ライフスタイルの変化があったり、維持費が増加する、車検前などのタイミングは、買替えがおすすめなことも多いですよ。
車の買替えで悩む方は、まずは買替えを考えている理由を洗い出してみましょう。
買取り相場を確認し、高く売れそうであればそのタイミングで決めてしまうのも良いでしょう。
高値で売却できれば、もったいないと感じる可能性も低いです。
車には高く売れる時期・安く購入できる時期もあるので、そちらもあわせてチェックしてくださいね。
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